投稿作品7
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太陽が昇る 何かを諦める
ずいぶんと遠くなった空 快晴もむなしい
優しい堕落をはぎ取って
正しい墓地へ向かおう
こんなはずじゃなかったのに
こんなことじゃないはずなのに
誰か 俺を返してくれ
夕日が沈む ため息を脱ぐ
リピートする明日は ただあの頃を光らせる ...正しい墓地
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好きだと思い続けた
思い込み続けた でも
あとは諦めるだけ
あとはタイミングだけ
あああ~~
見える自分
嫌いだった黒さ
それも必要だと
今は飲み込む
暗い部屋で 暗い部屋で...あとは諦めるだけ
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「辛福」
うまく歌えなくなった 必要なくなった
手に入れてしまった 憂鬱な幸福
前なんて見えなかった 眉間には悲しみだけ
胸を埋める苦しさが 生きる実感だったのに
叫べなくなった 泣けなくなった
必要ないなんて いつも一緒だった
いとしい傷
ぬるい時間に 漂うだけ
寝た...辛い幸福
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灰色の部屋 響くタッチ音 時計のため息
ここには誰もいない
ぶつかる壁はむやみに高くて
もう立ち上がれない
誰がそばにいても
もう膝が折れそうだ
曇る明日になすすべもない
消えた街頭 響く靴音 星のため息
ここには誰もいない
果てない明日に何も見えなくて...うそ
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[朝に]
太陽にうつむいて
心地よさに逃げる
見たくない時計
少し痛くなる心臓
今日がはじまる
ああ 何も 何も
わからないんだ
教えてくれ
何で なんで...朝に
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「あなたが好きでした」 消える音 晴れた夜
落ちる自分 笑う君 響く悲鳴
その言葉こそ最凶の武器
電話はいつも夜 「こんばんは」で始まる 愛しいお話
お昼のデザート 友達の噂 感動した映画 休日の予定
途切れない話と はにかんだ君
でも今日は 上手く笑えない
どうして・・・
「もう会えないの」 ...I
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いつもより丸い背中
いつもより鈍いまな板の音
どうしたの?
僕じゃ助けられない?
チャイムが鳴って玄関へ受け取りに
抜け出した僕を待っていた
綺麗な模様のプレゼント
母さんに届いたプレゼント
子供のように夢中で開ける母さん
跳ねる声と ほころんだ横顔...夢です
