最近の投稿作品 (233)
-
せかいがまわる
まわる せかいがまわる まわる まわりつづける まわる せかいがまわる まわる
そらはあおい くもはしろい はるにであい なつはあつい
あきにわかれ ふゆはさむい くりかえしてる くりかえしてる
うえはたかい したはひくい あさにおきる ひるはあるく
よるにねむる ゆめをえがく うたをうたう ひとりうたう
-
タイムラプス
まばたきをしているうちに 七変化の時間割
右も左も初めましてで ソワソワしている
背伸びをしながら歩いていたら つまずきそうになっちゃったけど
ヘッドフォンかけて行こう イントロが流れるステージへ
最高! でも足りなくって もっともっと歌いたくって
-
ありきたりな歌
冷たい雨が降る場所で 無力なふたつの手のひら
僅かな光に縋り付いて 朝が来ることだけを祈っていた
どんなに小さなきっかけでもいいから 震える手足を解けるように
ありふれている言葉ならば あなたの声で聴かせてほしい
ありきたりな歌を歌う 私の声はどこまで聴こえているのだろう
-
長い約束
5分前にできた世界で 3秒間だけ生きている僕のことを 見つけ出してくれたあなたに
ひとつだけ聞いてほしい願い事
100年後の今もきっと 変わらない姿でいるから 眠る前に小さく微笑んでください
それ以上 理由なんて要らない
長い長い約束をしよう 永遠も絶対も信じたくないよ 別れの言葉になんかしないけど
-
歌いたい歌
鳴り響く鐘の音と美しい朝焼け これからも忘れずに歩いていけるかな
嬉しくて悲しくて騒がしい明日を これからも零さずに覚えていけるかな
ねえ 変わらないものなんてないよ わかっている ありがとう
ねえ 描けない夢なんてないよ 大丈夫 さようなら
まっしろな紙に まっさらの指で 真っ赤な嘘ばかりを並べた
-
Nocturne
星降る夜には小さな炎を灯して 静かに祈りを紡いだ
期待も不安も音色に重ねて 不思議な力で包んであげよう
いま咲き誇った花のように 強くて優しい光を放って
朝焼けまで照らせるように歌うよ ここからあなたを想って
月立つ空には大きな鼓動を描いて 確かに願いを結わえた
-
雨夜ノ欠片
雨が上がったらまたひとつ 願いを結わえた流れ星
夜が終わったらまたひとり 逢えたのか逢えなかったのかなんて
判らないから餞を 透き通るような35度
さようならはいつも曖昧で 手を伸ばしたら触れそうだ
要らない欠片は今すぐに 貰ってあげよう
-
夜明ケ前
永遠にもなれないままで路を行き交っている人影 もうすぐ夜が来るらしい
忘れたままの記憶だっていつかは広場を出ていって ひとつになっていくだけ
何もしないからついておいでよ 本当は帰りたいのなら
星屑に打たれて祈りを紡いで 儚い光を辿っていったら
懐かしい笑顔がきっと待っているから 夢路の終わりでもう一度逢えるように