ジャケット

暇人の時其3日
vocal:鏡音リン・レン music:フランツ・シューベルト lyrics&arrange:栗餅おけら

これは本当にあった痛い話である。
あれは12月の、某仕事からの帰り道だった。
私は雨の降る帰路を自転車で走っていく。
とある信号を渡ろうとしたとき、前を歩くアベック(死語)が私の行く手を阻んだ。
私はアベック(死語)を追い越そうとした。
するとその瞬間、突然自転車が直進しかしなくなり、私は今年二回目の“自転車からコンクリートダーイブ!”を披露した。
その様子を目撃していたアベック(死語)の女の方は言う。
「大丈夫ですか?」
私は、お前らのせいじゃボッケェ、と思い、何も答えず彼女を睨んだ。
彼女は私の目に怯えた。
私とアベック(死語)の間に気まずい沈黙が流れる。
そして、遂に雨音の中の静けさにに耐えきれなくなったのか、アベック(死語)は私の前から立ち去った。
それにしても、私の自転車に何が起こったのだろうか。
私は地面を見た。
それから、叫んだのである。

「線路ォォォォォオ!」

数日後、(色んな意味で)苦痛の冬休みが始まった……。


膝小僧擦りむきました
まだジュクジュク赤い肉
4月のときは絆創膏
貼りすぎ治り遅かった
絆創膏剥がしてみた
まだジュクジュク体液
そしたら傷が痛みだし
布団から起き上がれない

みんな補習出てる
私だけ痛みで苦しむ
みんなカラオケへ
私だけどこにも行けないよ
ある少年の書き込み
「補習とればよかった」
「俺だけ暇人やん」
私も暇人ですよッ!

私を泣かせてよ
残酷な運命に
溜息つかせてよ
失われた自由に
私の悲しみを
打ち砕く鎖は
哀れみだけです
涙の流れるままに

あれからの3日間
全く動けなかった
本を読むしかなくて
5冊読了してた

どうして私だけ
運がないのよ?
そうよこれがドヂっ子
運なさすぎ
売るポイント
運がなさすぎる!

清らかなキャロル
寝返り打てない夜
晴れ晴れした新年
初詣は欠席します…

00:00 / 02:34

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【鏡音リン・レン】暇人の時其3日【歌詞はオリジナル】

冬というのは、悲しい季節ですね。

「2009年冬休みぐらいすぺしゃる。」の1曲目。
去年、こんなことがあったんです……。
原曲はシューベルトの「楽興の時第3番」。シューベルト、ごめん。
色々な曲を紛れ込ませてみた。もう、ごめん。

12/21 音割れが酷い部分があったので修正版UP。
12/23 コーラスの揺れが気に食わなかったので修正版UP。
12/24 ニコニコ動画にUP。
12/25 【オリジナル】表記はおかしいので、【歌詞はオリジナル】表記に変更。

閲覧数:159

投稿日:2009/12/23 23:08:13

長さ:02:34

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カテゴリ:音楽

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