利き手に持ったこの刃
 すぐに離すと思わないで
 僕は守るために
 大切守るために
 流れ流れる血にだって
 構いはしないんだ
 大切なあなたを守るから


 紅に映るグレイは如何?
 虚ろな眼をしていないでよ
 不意打ちでいいから
 しっかり僕を見定めて
 その澄んだ声音で貫いて

 いつから見なくなったの?
 現実 未来 僕のこと
 過去の亡霊に足を取られて
 今を見ないなんて寂し過ぎる
 お願いだから僕を見てよ、と

 利き手に持ったこの刃
 すぐに離すと思わないで
 僕は守るために
 大切守るために
 流れる涙、汗にだって
 構いはしないんだ
 大切なあなたを守るから


 テールランプが照らす室内に
 凛としたあなたは居ないけど
 代わりに僕が在る
 あなたの代わりになるから
 いつか来る日、僕が一番

 あなたの傍に居ればいい
 現実 心 あなた自身
 絶対離さ無いと誓うから
 今を見ないなんて寂し過ぎる
 お願いだから僕を見てよ、と

 利き手に持ったこの刃
 すぐに離すと思わないで
 僕は誓うために
 約束誓うために
 流れ流れる血にだって
 構いはしないんだ
 大切なあなたを守るから


 あの日に言えないままの言葉を
 今ならきっと言えるから、だから


 利き手に持ったこの刃
 すぐに離すと思わないで
 僕は告げるために
 あなたに告げるために
 流れ流れる血にだって
 構いはしないんだ
 大切なあなたを守るから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Dum spiro, spero.

試作品です。
愛とか恋とか一言で片付けられない護り護られの立場を創造してみました。
タイトルの意味は、「息をする間、私は希望を持つ。」です。

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閲覧数:59

投稿日:2008/03/16 23:08:43

文字数:628文字

カテゴリ:その他

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