サクラメント
*歌詞*
僕らの生きる日々は
「あの空の奥の神様が見守ってくださっているの」と
そんな言葉から始まるお伽噺
色の少ない世界は
綺麗だけど冷たくて
終わりの来ないガラスドームに
閉じ込められているようで
「あのね、本当は私、なんにも信じてないよ」
夢も希望も無い
くだらないこんな世界で
生き続けるためのサクラメント
どうかこんな日々が変わらずに
ただずっと続きますように
祈り疲れた世界で
空しい朝が来ても
隣で感じる温度だけは
優しいものだと思った
夜中に二人きりで
冷たい部屋を抜け出して
こっそり弾いて遊んだ
ピアノの音が今も唄う
『正義』の言葉を繰り返せ
本当に大事なものは
その中に隠れている
いつも
笑ってみた
何も見えないふりして
これがこんな僕のサクラメント
ずっと疑うことも赦されないまま
生きてしまったから
「私 寄せ集めでも
不恰好なりに『明日』に向かって
進んでいたのに
圧倒的な光だけが
正しいと言うのね」
誰も助けてはくれなかった
こんな必死に
誰よりも祈りを捧げたのに
きっと初めからこんな僕らのことなど
どうでもよかったんだな
「あの日だけ使えた
夢みたいな魔法だって
きっと嘘になんかならないよ」
と笑う君の顔が歪む
それを僕はひとり見てた
何もかもがままならずに
暗い夜に目を背けて
夢見てるのよ、みんな
歌うように
壊すように
背くように
笑うように
ずっと、ずっと、ずっと、ずっと
生きられたら良かった
正しくなどなれなくても
優しささえ信じられれば
よかったのに
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