『なんて滑稽な人生だ』
妄想だけが肥大していった
金の矢なんてそもそも無かった
人の心を射る矢なんてさ
最初から無かったんだ
別の僕が否定してきた
お前の様な普通にも
なれない奴が人の心
射れる訳無いってさ
漠然とした不安が
時と共に大きくなって
一つの人格になって
僕を苛めるんだ
ん~こうしたいな (駄目だろうね)
ん~どうしようか
分からないな
ん~こうしようか (駄目だろうね)
素直に考えられないな
懐疑的な考えばかりでぐちゃぐちゃになってった
好きな物を好きと言う事に躊躇する様になっていたんだ
別の僕が否定してきて
また自分が無くなって
おかしいでしょう?これじゃまるで
哲学的ゾンビだ
僕の頭の回路が
破裂しちゃって破滅しちゃって
頭の中の矢がもう
全部折れちゃったんだ
ん~駄目だろうか (駄目だろうね)
ん~出来ないな
どうしようも
(駄目だろうね)
もう壊れてしまった様で
あぁなんて滑稽な人生なんだ
自分が自分に壊されるなんて
二度と戻れないのなら もういっそ
もういっそ
もういっそ
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