聞かせてよ、僕は心を読めないから。
 答えてよ、そうでないと分からないじゃない。

 あなたの瞳の奥にそそり立つ、若木が広げる緑手は、
 人・物・自然・動物、そして物語。色んな光を一身に受けて、
 今日も煌びやかに蒼空を揺らす。

 ちょっと疲れたから、その若木に身を寄せて、
 ちょっとだけでいいから、休ませて欲しい。

 あなたに身を寄せ聞こえる歌は、
 僕の心を癒すには充分で、
 僕の涙を拭う様に、澄んだ空気に満ちていく。

 もっと聞かせてよ、疲れた顔が笑顔に変わるから。
 もっと歌ってよ、涙を枯れるまで出し尽くしたいから。

 

 ずっと此処に居たいけど、
 僕には鍛えるべき剣、育てるべき花、紡ぐ子ども達、
 そして歌い続けなきゃいけない音楽があるから、
 僕には僕の、戦場があるから・・・そろそろ行かなくちゃ。


 
 ・・・でも、また来るね。
 
 そしてまた聞かせて、あなたの声を。

 今度は僕も、あなたを育てる光の一つになれる様に、
 何もかもを磨いておくよ。



 光のタクトで
 風のバイオリンが響き
 草花のトランペットが鳴り
 小鳥のフルートが歌いだす。

 大地を疾走して打つ動物達のティンパニ
 穏やかに流れる清流はハープ

 荘厳ではないけれど、胸を奮わし続けるオーケストラ
 
 
 僕も僕だけの楽器で、共に奏でてみよう。
 あなたに負けない様な歌を歌おう。

 
 求めるは、あなたの声。
 理想の声。羨望の声。希望の声。

 
 求めるは、僕だけの、声。


ライセンス

  • 非営利目的に限ります

求めるは、あなたの声。

当時、憧れていた方と関係がこじれた時に書いたなぁ・・・。
元気にしてはるかな・・・いい人できたなかなぁ・・・幸せだといいなぁ・・・。


・・・うわー!!ウジウジしてまうっ!!。

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投稿日:2008/03/25 16:16:53

文字数:698文字

カテゴリ:その他

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