放火犯 (Instrumental)
【歌詞】
全てを燃やしたい
この手で燃やしたいのさ
思い出に巣喰った僕の後悔を
ライター片手に街を歩く
滅びの匂いに胸が鳴っている
今日、漸と僕は闇を抜ける
何も見えないほど眩しい夜だ
忘れたいこと 忘れたいのに
日々思い出させるのは
この夢が僕を拒んだからで
息衝くこと邪魔しないように
失くしたあの夏が
美し過ぎるから
この美を燃やしたい
この手で燃やしたいのさ
一切合切全部消えてしまえよ、なあ
全てを燃やしたい
この手で燃やしたいのさ
思い出に巣喰った僕の後悔を
茫として燃える影を眺む
煙草の匂いが風に舞っている
今日、漸と僕は僕を辞める
この世の終わりから始まる生だ
何を知っても 何を得ても
世界は変わらないまま
憧れと遠い時間の中で
僕を急かす行為の果て
破滅のその先に
理想を待っている
心を壊したい
僕らを壊したいのさ
一切合切全部消えた後に、ねえ
何かを残したい
形を残したいのさ
さよならを掬った僕の後悔を
忘れたいこと 忘れたいのに
日々思い出させるのは
この夢が僕を拒んだからで
息衝くこと邪魔しないように
失くしたあの夏も
終わりを知ったなら
朝焼けを消して
思い出を消して
ほら、
「さよなら」を、今!
この夢を消したい
憧れを消したいのさ
一切合切全部消えた後に、ただ、
何かを残したい
心を残したいのさ
焼け跡に映った僕の憂鬱を
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