
雨後の散り花
作詞/作編曲:ferrule
1秒だけ 息を止めた
静寂に映る春時雨
かすかに香る花を見つめ 微笑む
変わらないあの日々に
月曜日の朝を迎え
憂鬱が私を襲うの
空は雨降り 傘を広げて歩く
いつもと違う世界へと
ただ水溜り跳ねて何度も
無邪気に楽しんだあの頃を
蘇る記憶 あの情景がまた心を躍らせた
踏み出した右足に染まる雨
小さな雫
雨上がり 空は晴れる
春風の描く線上
散り花に添えた言葉を
伝える事に意味があるの
涙流す事で
晴れた空に架かる七色の橋
心に咲く花へ
「1度だけ…」
そう言い聞かせた
窓越しに映る霞空
流れる時を数えては
吐息が混じった声が
溢れ出してはないものねだり
あの日見上げた時の感情
まだ忘れず思い出す何度も
雨粒に濡れた あの情景がまた心を躍らせた
哀しみさえもそよ風に乗せて
飛んでゆくから
差し込む光が今照らす
あの可憐な花も
やがては朽ちゆく散り花
それでも絶えずここまで
紡ぐ言の葉
揺蕩う花弁 そっと
思いを寄せ 手を伸ばした
忘れやしないよ
春風の描く線上
散り花に添えた言葉を
伝える事に意味があるの
涙流す事で
晴れた空に架かる七色の橋
心に咲く花へ
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