スターティス 【初音ミクオリジナル】

作詞／作曲／編曲：ACONITE AMBER

歌詞：
藻屑にまみれた右手と　ヤケドをした左手
重ね合わせてみたら　世界が開く気がした
名前のない関係に　心地よく漂いながら
君の円い瞳を　守りたいと思っていた

追憶を捨ててみても　変わることないモノ
仮面を知らない僕たちの胸に　残っているよ

隣にそっと寄り添うだけで　雨に隔てられても
濡れ鼠どうしで歩いていける　僕はもう独りじゃない
綺麗な花を分け合いながら　姑息な翼拡げ
どこへ向かうのかも解らぬままに

弱さを弱さで補う　そんな日もあったね
つなぎ合わせてみたら　君の笑顔が浮かんでいた

壊れそうな駅舎を降りれば　きっとその先にある
歯車の欠けた時計さえ動く　不思議な場所が

隣にそっと寄り添うだけで　星のない窓辺から
安らぎで満たされた泉へと　煌く雪が落ちるだろう
曇りかけたガラスの未来が　バラバラに飛び交って
僕らに刃を突きつけたとしても

隣にずっと寄り添うだけで　どこにも消えないなら
この空に弓張り架かった虹が　君と僕をやさしくなぞる
綺麗な花を分け合いながら　光の渦の方へ
Ｍｍ・・・

隣にずっと寄り添うだけで