風花の散る褪せた狭間から
叫ぶ憎しみに暴かれる虚ろな空
雨濡らす道隠す哀しみに
沈む怒りさえ流し去る淀んだ河
乾く街彷徨う抜け殻告げる
閉ざす心投げ出して痛み探す この
身体(からだ)に刻む印に残すため
神縛る枷探るいくつもの
願い呼び起こすさざなみは祈りに似て
空蝉の偽り眼差し晒す
裁く証胸に抱く君の怒り その
涙のつなぐ絆が声を呼ぶ
長い夜の終わりを焦がれた光が
立ち上がる姿を仰いで照らす
開く瞳求めてた明日の希望 いま
掴んだこの手を掲げ捧げよう
描く未来輝いた朝に記す この
溢れる想い分けあう君を信じて
ご意見・ご感想