夕方公園の時計塔で
秘密に交わした約束が
こんなにも脆く儚いなんて
思いもしなかった

明け方交差点の真ん中で
誰にも助けられないまま
冷えてく君が笑ってたなんて
信じられなかった

夕方公園の時計塔で
抑え込んだ僕の感情が
こんなにも暗く醜いなんて
思いもしなかった

明け方交差点の真ん中で
アスファルトに咲く花ひとつ
踏みつけたら枯れるだなんて
信じられなかった

そこに愛などなかった
そこに愛などなかった
そこに愛などなかった
なかったはずだった
泣けない
泣けない
泣けない
泣けない
涙が出ない

夕方公園の時計塔で
最後に見た後ろ姿が
こんなにも重く焼き付くなんて
思いもしなかった

明け方交差点の真ん中で
空を見上げても雨は降らない
君の心を知っていたら
何か変わっただろうか

そこに愛などなかった
そこに愛などなかった
そこに愛などなかった
なかったはずだった
泣けない
泣けない
泣けない
泣けない
涙が出ない

泣けない
泣けない
泣けない
泣けない
雨は降らない