【初音ミク】期限付きの恋

走り出す鼓動より早く想いよ届け
目指した海をそこに感じた瞳には強い力が宿るから

これからまた始まる恋の歌
たった３度目の出会いだけれど

一昨年の夏に君と出逢い　去年の夏には恋に気が付いた
今年もまた君に会えるね　この季節が来たよ　だから

走り出す鼓動より早く想いよ届け
恋した僕をここに感じた気持ちには強い力が宿る
君を守りたいから

いつかは鳴り終わる恋の歌
ならば愛に変え　永遠に響かそう

星も見えないこの街を出て
ママの生まれた海の見える町で
過ごす夏休みが終われば　君とまた離ればなれで

味わう孤独より深く想いよ届け
恋した僕をここに感じた気持ちには強い力が宿る
君を守るべき夏がいつか来る

「雨の匂いがするね」と君
晴れた空見上げ笑ってた僕
不意に降り出した夕立ちが木々を揺らしリズムを刻む

合図も無しに二人　同時に駆け出した　森の奥の小屋まで
辿り着いたあとに　言うべき言葉も知らず
少し背伸びをしなければ届かない唇に　
くちづけをした僕に微笑みをくれた君
少しの沈黙のあと　また駆け出す二人
季節さえ追い越すように