●最近は、以前ほど「マスコミ」の影響力というのは、強くはないようですが…
新聞を見ていて、ちょっと思ったことがあります。
テレビや新聞などのマスコミ。そのやり方ですけど。
ちょっと「あざといなあ」と感じました。
というのも、この所、議論の多い「消費税」に関してですが。
●ネットを見ていたり、毎日の周囲の人たちの話に触れていると…
いわゆる「10%」にするのは、反対の空気がありますね。
「おや」と感じたのは、新聞の発表の仕方です。発表の内容の“順番”というか。
つまり、最初に「世論では約7割が増税にいま、反対」という見出しを掲げて記事にする。
すると、読んだ人は「ああ、やっぱりそうだよなあ」と思いますよね。
で、続いて総理が、どうやら先送りにするようなあんばい、と報じます。
●そうして、何となく世の中の声がそんな流れだ、と匂わせておいて。
その後に「大企業の約6割が、増税に賛成」という記事を出す。
この順番ですよね。変だなと思うのは。
こういう順番のトリックで、大企業が“悪者”っぽい印象を持たせることができますね。
2つの異なる意見と、行政の方向を取り混ぜて、なんとなくストーリーを作り出しているような。
そんな感じがしました。
ネットも何もなかった、かつてのマスコミ中心の時代には、こういう流れも別に疑問は抱きませんでしたが。
さいきん、新聞のこういうやり口を見ると、ちょっと「変なメディアだな」なんて思います。
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