ジャケット

光る青空
明るく照らされた 今日の産声は 鳥のうた

悲しみも消えて 笑う顔が窓に映りこむ
あなたから 語る色、鮮やか
渡る時がまた匂う また歩く

00:00 / 02:34

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【鏡音レン】おひさまねごと

自分は実家大好きな人間でして、大人になっても実家にいた訳なんですが、仕事の都合でとうとう離れなくてはならなくなってしまいました。
ただでさえ環境の変化に打たれ弱いうえ、子供の頃から10年以上も愛着を持っていた自分の部屋を手放すことは、おそらく人一倍と言えるであろう強さのむなしさを抱いたものです。
お引越しの作業中、私物を段ボールに詰めてだんだんとガランドウになっていく自室を見て、「自分の部屋が削除されていく」とか「思い出が死んでいく」などと感じていました。

この曲は、そんなぐちゃぐちゃになった感情の最中に生まれた曲です。
朝を運んできた太陽目線のうた。
荷造りが終わって後は引っ越し業者が回収に向かうのを待つのみとなった前日の夜、まったく寝付くことができず気づけばもう早朝の5時というときに、なんとなく曲を作りたくなって2時間で作りました。
曲が完成してエクスポートの完了を待つ間に、魂が抜けたように寝落ちしてしまっていたことを覚えています。
実家を出発する1時間前にこの曲をぼーっと聴いて、情けなく泣いてました。

ちなみになぜ太陽をテーマにしたかというと、窓から眩しい太陽が見えたからです。
自室から見えるきれいな朝の風景も好きだったんですよ。
もう見れないけど。

=================================
(以下、実家を出発する1時間前にこの曲を聴いて虚無になった心で書いた、なぞの文)
引っ越し前の、自分の部屋の荷物をまとめ終える直前の午前5時に2時間で作った。10年以上お世話になった部屋を削除していく気持ちに、心まで削除されそうな、それでいて虚無に近い心情を抱いている感じ。怖い。不安。始まりを感じない。ただ終わるだけ。
淡々と作った曲。歌。特に何か深い意味を込めて作ったわけでもない。心を込めたわけでもない。ただつらつらと書いただけ。高尾の、自分の部屋から見える、窓にはめてあるエアコンの向こうに見える若干青い空といづる日の光を見ながら、そちらから見える景色はいかがなものかなと。グレーに染まった心で脈くらいあってもいいものが無いような俯く自分を横目に、終わるかな。進むかな。
=================================


歌 :鏡音レン(cold)
コーラス:初音ミク(dark)

閲覧数:74

投稿日:2025/04/15 03:35:36

長さ:02:34

ファイルサイズ:5.9MB

カテゴリ:音楽

クリップボードにコピーしました