伸びた影がひとつ　暮れなずむ空
零れた溜め息も　溶かして（い）く
人知れず　泣いている　心もきっと
優しく　溶かされていくのでしょう

もう何もかもを捨ててしまえば
迷い　立ち止まり　繰り返す
心に秘めている小さな夢を
捨てられないこと
誰よりも分かっている

一粒の夢を　離さずに抱きしめて
色褪せず煌めく　真っ白な宝石
あおぐ空に　流された涙さえ
消えない傷跡も　夢の途中

今はまだか細くて　小さな光だとしても
まだきっと　まだずっと　信じていられる
もう少しあと少し　傷ついてでも
追い駆けて追い駆けて　明日へ行ける


巡り行く時の　中で壊れそうでも
いつまでも変わらず　輝き続けてる
惑う時の　波に飲まれようとも
儚い煌めきを　道しるべに　

一粒の夢を　離さずに抱きしめて
色褪せず煌めく　真っ白な宝石
あおぐ空に　流された涙さえ
消えない傷跡も　夢の途中

悲しみに苦しみに　何度折れそうになっても
まだきっと　まだずっと　信じていられる
いつの日かいつの日か　傷ついてでも
追い駆けて追い駆けて　明日へ行ける