等身大の分身が浸透
この時代も聞く耳次第か
価値は反比例 おかしな話です

透き通るようなピアノの旋律
脳を揺さぶるシンセサイザー
軽快なリズム刻むドラムも
脳内ループループする

それがありきたりになってしまって
お決まりのパターン 繰り返す
何気ない唄に心打たれた日も
幻なのかな


この歌詞もメロディもリズムも音も
コーラスもどこかで聞いたでしょう
もう何を選んでもどれだけ歌っても
きっと飽きてしまうのでしょう

私や多くの作り手 聞き手
歌い手が ぶつかる壁だから
せめてそこに 愛を感じて


こうしたいという欲と葛藤
そのアイデアは気分次第か
そんな感じで それが大事です

商業用の音楽が大量に
生まれてしまっても仕方ないのか
そんなわけないです みんな次第です

(Clap Your Yands！)
このビルドアップもブレイクにしても
ドロップもどこかで聞いたでしょう
もう何を選んでもどれを流しても
全部同じじゃん

細部は違うだろうけど聞いてて
基本同じじゃん

どのジャンルも極論 全部同じじゃん
(Clap Your Yands！)


この歌詞もメロディもリズムも音も
コーラスもどこかで聞いたでしょう

もう何を選んでもどれだけ歌っても
きっと飽きてしまうのでしょう

量産型のようにますます手軽になって
しまった音楽はきっと 泣いている



もう何をどうしようと あの手この手
尽くしても 飽きてしまうのでしょう

100年後の今頃には皆
死んじゃってんだろうけれども

それでも次の世代へと
音を紡いでいきたいと思うから

新たな音を求めてこの先の
未来を築いて欲しいのです

その耳を肥やして音楽界を
賑わせていって欲しいのです

「これからもどうか私たちのことを
忘れないでいてね。」と時々思う
僕の希望です

「今更過ぎて仕方ないか」
いや否、愛が今 重なった


音を楽しんで
楽しめなきゃ嫌だね