春はまた巡る - 作詞／作曲／編曲　サンペイタツロウ

時計はぐるぐる　回り続けて　
うっかりもう大人だけど
案外なんも変わらない　
子供みたいに爆笑したり泣きじゃくるわ

ああ　こんなんでいいもんかと　
時々不安もあるけど
いまさら引き返せないからと　
開き直ればこっちのもの

誰かが言う　あれやこれや　
みんな違うこと言うから
拾って眺めて　
いろんな人がいるなってくらいがほどよい
出会い別れを何度重ねても
まだ揺れるこころが　
疎ましくも愛しいなんて思えるの

いまが　いまこそが我が世の春と
奮起したって　あら　だめだわ
調子乗っちゃって大失敗　
都度悔やむけどすぐ忘れて　なんで　またなの

ちょっとあきれちゃうほど　
おばかだねえって思うけど
いまなお成長してんの　
なんてね　思い込めばそう悪かないわ

夢見がちなの　
ごめんね　でも　かんたんに変われないもの
べきとたいの勝負　たいがもうずっと勝ち続けてる　
いけないかなあ
でもね　いいのよ　何度やりなおしても　また
なんだかんだできっと　
これがあたしの道だって思うから

ふざけてばっかもなんだと　たまにまじめぶっても
ボロが出ちゃうのは　もうしゃーないよねって　
あきらめはじめてるの
理想と現実　埋まらない距離こそ
あたしのあたしたるゆえんと肯うわ　いま

まばゆい春のおとずれ　吹く風に身をゆだねて
こころを開け放てば胸の靄も晴れるわ
いちにのどーんで駆けだして　
向かうゴールも知らないまま
寄り道くりかえして　おもしろおかしく生きてたいの
いつの間に　うっかりもう大人だけど
爆笑したり泣きじゃくれば　
いつでもどこでも子供にかえる
あたしはまだまだこれから