つながりのうた
つながりのうた
作詞・作曲 kENsi
セミも鳴かない夕暮れに あのね、見つけたんだ
隅でひっそりと後れ咲いていた 空色の花
とぼとぼ歩く帰り道 痩せたこの心に
ほんの少しの勇気と安らぎ まぎれた悲しみ
花を愛でる余裕がまだ残っている自分に気付いた
涙あふれたら空を見上げ 星を数えよう
光(あかり)がある 暗闇にポツンと
うれしいよ、だって真っ暗じゃない
きみがくれたあの優しさ とても温かくて
1人じゃ何も出来やしないけど 集まれば強いね
今夜もお月様が見守るように
ずっとうしろをついてくるから
涙こぼれても拭えばいいよ 風のハンカチで
未来(あした)がある 今日よりも素敵な
光に満ちた新しい日が
涙かくれたら真っ直ぐ前を 向いて歩き出そう
美しいわ 広がる笑顔の輪
次はあたしが君へ贈るよ
これは君への「つながり」のうた
特に若い世代にアピールしたい、という思いをどう表現するか悩みました。
今の若い人々はキラキラした、いわゆる”リア充”に憧れを抱くものの実際には「普通」を好む傾向があると思いました。そしてとにかく色々な事に不安・不満をかかえていて、それを共感できる人や自分以上に苦しんでいる人がいることを知り、自分だけではないという安心感を手に入れたいのではないかと思います。
この曲はただ元気なだけの曲ではなく、前半部分は寂しく孤独な感情の持ち主が人とのつながりにより優しさ・温かさを感じ前向きになり、それを広げていこうとする様子を歌詞にしました。
「昨日に戻りたい」と思うよりも「明日が待ち遠しい」と思える、そんな世の中にするために大きな役割を担って下さっている
「赤い羽根共同募金」。
特に若者に支持されているボーカロイドを起用したキャンペーンソングを通じて共感してもらい、この運動が広がっていくことを切に願っています。
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