柘榴 offv
MS処理済み、未マキシマイズです。
BPM=140
柘榴 あばらや
雨上がりの街の中
失ったものを追いかけて来た今
煌めいて雫垂らす柘榴のように
一人寂しく笑う
愛されたいと願う傍らで
誰も愛せない自分を見た
深く傷ついて何も言えない
それも言えないで目を腫らした
野良猫が睨んだ 烏たちが去った
望まれないばかりの私は誰
皮ごと頬張った 苦しんで種吐いた
思い出がけない痛み
君の言う幸せすら見つかんないまま
綻んだ憂鬱があった
注がれた愛情全てが枯れてく最中
君の記憶が咲く
逆さまで落ちていった柘榴の実
赤く滾る炎みたいな実をそっと摘んだ
それが嘘に塗れても
信じようと決めたから放さない
胃袋の中で花が咲いた
脳に巡る根が吸い上げたもの
ぺトリコールみたいな夢を見た
風船がしぼむように目を覚ました
縫い目が解けた 感情が宙に浮いた
このままじゃ孤独すら独りになっちゃう
落ちて腐った実を憐れんでかじった
可哀想な美味しさだ
曇り空の時はいつも
君の笑顔を思い出してしまう
雨が降り出す頃には潤った木々が
私を見送ってるから
君の言う幸せすら見つかんないまま
綻んだ憂鬱があった
注がれた愛情全てが枯れてく最中
君の記憶が咲く
逆さまで落ちていった柘榴の実
赤く滾る炎みたいな実をそっと摘んだ
それが嘘に塗れても
信じようと決めたから放さない
たとえ君に拒まれたとしても
雨の降り出す予感が
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