雲に届けと
一枚の紙に想いを絡めて
飛ばそうよ
きっと届く そう願い信じることが大切なんだ

鐘の音のように
空に響き渡る
僕と君の気持ち

いつか言ったことがあったっけ
雲は曖昧にしてしまうけれど
全てを包み込んでくれるのだと
それが 僕が君に想いを飛ばす理由

君に届けと
ノートに染み込むこの想いを
一滴残さず
だって雲が 優しく包み込んでくれたんだ


屋上から飛ばしたあの気持ちは
君に届いただろうか
雲でさえも受け止めきれなかったこの恋心
風に乗せて 今日も
「屋上で」待つよ

空は笑って 風が励ましてくれるから
僕はいつまでも待っていられるんだ

想い攫って
旅立つ風が「大丈夫だよ」と
囁いた
きっと届く そう願い信じることを忘れないで

きっときっと想いは届くよ
同じ空の下にいる 君と僕だから


ほら、届いた
笑って手を振る君に近づいて
君に伝えよう

「大好きだよ」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

紙飛行機

空は見守り 雲は包み込み 風は伝えるという自論から

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投稿日:2008/08/04 17:32:03

文字数:396文字

カテゴリ:その他

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