RESTART

RESTART 君に会えるなら
何度 何度も願っていた
もう一度 叶うなら
決して 二度と 離さないように




始まりは急で 終わりも儚く
いつの日か伸ばした手は
空気しか掴めない

あれから日は過ぎて
記憶は薄れども
何かが足りない あの日から
穴が空いたようだ


「おはよう」声が 聞こえないまま
明日が来た 君は何処にもいないのに


RESTART やり直しが効くなら
僕は 僕は あの日に戻る
時間を逆走して
君に会いたい それだけなのに

あぁ このまま時は過ぎて
僕は年老いていくようだ
あの日のままの君を
置き去りにしていく世界が嫌い




夢の中では 返事してくれるのに
目が覚めたら虚無の空間
嘘だ そう言ってくれ

去っていく背中を
追いかけられたなら
またあの頃のように笑えたのかな


「おやすみ」君は 永遠(とわ)に眠るの
明日が来た こんな明日は要らない


RESTART どうか神様よ
君に 君に 会わせてください
それ以外は要らないから
たった1人 君だけのため

あぁ そんな僕を君は
笑うかな笑うんだろうな
現実を受け止めれない
僕を 僕を 許してください



RESTART 人生を逆戻し
君が生きた大好きな世界
真っ暗な闇だとしても
僕は平気 君がいるから


あぁ このまま覚めないまま
止まった瞬間(とき)に居させてください
やっと叶ったRESTART
もう二度と離さないから

あぁ 逆さまの世界で
君と 君と 逆戻りして
繋いだ手は二度と
離れる日は訪れないまま

歩いていく