【波間のセレナーデ】 NNNN4 5-6

作詞：よさぶろ様

「波間のセレナーデ」

群れをなした渡り鳥たち
次はどこへ羽ばたいてくの
ここじゃないどこかへ僕も
連れてってくれないかな

広すぎる空 途方に暮れて
行方知れずの昨日に
汐風がまた吹き抜ける夏が来れば
ほら君のこと思い出せるから

波間に消えたメロディ
それは二人のセレナーデ
どれだけ簡単にこの時間(とき)が
過ぎてゆくとしても
消えないメモリー

なぜあの時振り返らずに
君の表情(かお)を確かめなかった
僕の背中見送りながら
君はたぶん泣いていた

今ならわかる 今さらわかる
誰もいないこの海辺にも
汐風がまた吹き抜ける夏が来れば
ほら君のこと忘れないでいる

涙に濡れたメロディ
それも二人のセレナーデ
いくつも優しく季節は
移り変わるけれど
君が消えなくて…

波が波を絶やさないのは
僕が君にまた逢えるように
海が夏を連れてくるのは
もう一度君に溢れる愛を
伝えるため

波間に消えたメロディ
それは二人のセレナーデ
どれだけ簡単にこの時間(とき)が
過ぎたとしても
僕の中の君は消えない

涙に濡れたメロディ
それも二人のセレナーデ
いくつも優しく季節は
移り変わるけれど
消えないメモリー

夏がいくつもの君を連れてくる
波間に揺れる君との思い出
それが二人のセレナーデ

二人のメロディ