時代と場所:近代アメリカ。ニューヨーク

1)オーバチュア。導入部なので派手なのがよいかなと。
中に出てくる登場人物の歌の旋律を途中から混ぜ込むので、最後に作曲するのが良いと思います。

※流れ
まず
アンサンブルが「捕まった!ついに捕まった!clergyman!!
見つけた!ついに見つけたぞ!あの殺人鬼・甦ったジャックザリッパー、clergymanを!」って感じに歌いだして、彼らは最後まで主旋律をずっと歌います。

アンサンブルが「聞こえる、断末魔の叫び声が!アグネス、ヘレナ、モニカ、マーガレット、ステファニー、ジュリア。そして、マリア」とか名前を歌うと名前ごとに叫び声がして、マリアの部分になるとマリアが主旋律と別に「マリアの旋律」を歌う。
マリア「愛してるの、彼を。だから私を殺して」って感じの歌詞。
マリアに続いてどんどん登場人物が歌います(別々じゃなくても、自分のメロディを登場人物が順々に追加されながら歌い続けて、どんどん重なっていってもいいかな、と。4,5個の別のメロディがハモるみたいな感じで)。
ジュリア(コーラス程度で)「カモがいたらすぐ手に入れなくちゃ。女は生きていけないの」
ママ「あんたが早く殺さないから!この役立たず!」
パトリック「僕は誰も愛せない。だけど彼女に愛されたい。僕の人生を救う人、マリアに!」
って感じにどんどんかぶっていって、パトリックが「マリアに!」って歌詞になる部分が一番の盛り上がりで全員の声がかぶる感じが良いのではないかと思ってます。
で、パツっとここで終わってもいいですし、もうちょっとちょろちょろ後奏があってもよいと思います。お任せ。

2)「役所は今日も平和」。軽いポップスとかRPGの街のメロディみたいな軽い感じのメロディがイメージです。

アンサンブル「今日ものどかな市役所。中でも一番のどかなのは今日もパトリックあくびの王様。彼の受け持ちは戸籍係。出産、鬼籍、結婚離婚」
パトリック「毎日誰かが生まれて、毎日誰かが死ぬ自然の摂理。それにしても今日もよく恋人がくっついて別れて、別れてくっついていくものだ。愛してると言ったその口で今度は見るのも嫌だと罵倒する。人の心はとかくうつろいやすい。紙切れ一枚の永久の契約」
アンサンブル「あぁまったく今日もどのかな市役所。パトリックのあくびがうつってきそうだ」
パトリック「メガネ越しに見えるこの世界。なんて美しい大好きな世界。汚いものや見たくないものはメガネの視界の外でにじませて。目に入ろうとするのなら、メガネを外して。そうしていれば世界はいつまでもBeautiful」
みたいな感じの歌詞がきます。
とりあえず平和な役所の結婚や離婚の窓口で働いてる平和なメガネ男パトリックを説明する目的の部分です。
でもここのメロディは後で何度か使います。

3)「売春婦の極意」→「ジャック・ザ・リッパー・ナイト」→「見つけた!」売春婦の極意の間はきどった感じの曲で、パトリックパート(ジャックザリッパー)になったら#とか♭とか多用して不安定で不安になるような感じもいいのかなと思います。で、その後のマリアパートは、4で2で出て来た役所のメロディとかけあいにしたいので、それが可能な感じなら、早い遅い、明るい暗いのこだわりはないです。

※「娼婦の極意」は立ちんぼ通りでのジュリアとマリアの会話です。
ジュリア「いいこと、先輩から教えてあげるわ、売春婦の極意。まず恐れを持ってはだめ、金を稼ぐのはいつでも命がけ。そしてもう一つ大事なことは、カモを見つけたらすぐ掴まえる。ぐずぐずしてると横取りされる、それが商売猫の極意」
マリア「私は別に気持ちいいことができればそれでいいわ、お金なんて」
ジュリア「あら、いらない?」
マリア「まさか!」
みたいな雑談が入ってから、
ジュリア「あら、カモが」
マリア「ネギをしょって」
二人「こちらへ歩いてくる…」
ジュリア「お先に!」
マリア「待ってよ!」
ジュリア「言ったでしょう?すぐ捕まえるのが極意!」

※「ジャックザリッパー・ナイト」ここからはジュリアとパトリックの会話。
パトリック「可愛いインキュパス。今日は何をして遊ぼうか」
ジュリア「乗ってきたわね!そうこなくちゃ」
パトリック「大抵の遊びは飽きたろう。新しい光景を見せてあげる」
ジュリア「あら?私を満足させるのは大変よ?」
パトリック「どうかな?」
ジュリアの叫び声
パトリック「あぁ、綺麗な姿だね。十字架を付けた君は聖職者。これで君も点に昇れる。幸せなビスクドール」

それを物陰から見ていたマリア。パトリックがさった後に落ちていたメガネを拾う(絵で入れます)
※「見つけた!」マリアのソロ。
「あら。まぁ。ふーん…。見つけたわ、私の聖者様。私と似ている。自分の衝動に勝てない。弱い人。弱い人」みたいな歌詞。


4)「役所は今日も平和2」&「見つけた!2」

※ここのメロディのみオーバチュアのメロディまたは新しいメロディ。
アンサンブル「現れた!また現れた!clergyman!!
甦ったジャックザリッパー!これで殺された売春婦は6人!
胸をナイフで十字に切り裂く、牧師のような、でも凶悪な、殺人鬼clergymanが!!」

※ここより下は「役所は今日も平和」
アンサンブル「どんな日でも変らない。今日もパトリックは大あくび。出産、鬼籍、結婚離婚。離婚結婚紙切れの一枚の永久の誓い」
パトリック「あぁ、眠い眠い。昨日も眠れなかった」
アンサンブル「どうして?」
パトリック「メガネを無くした。見えなきゃ眠れない」
アンサンブル「まったくこれだ。あくびの王様。それにしてもメガネはしているじゃないか」
パトリック「これはスペアだ。あのメガネが無いと落ち着かない。このメガネはよく見えすぎる…」

※ここより下はパトリックは「役所は今日も平和」のメロディで、マリアは「見つけた!」のメロディでの掛け合い。メロディ同士の掛け合いが無理なら新しい曲でOKです。

マリア「Hi、お兄さん」
パトリック「何か御用で?結婚離婚?出産ですか?」
マリア「強いてあげるなら結婚かしら」
パトリック「お相手は?」
マリア「あなたの良く知る牧師様よ。clergyman」(パトリックが落としたメガネを見せつけているイラストを入れたいな、と)
パトリック「返せ!」
マリア「そうねぇ。お駄賃がほしいわ」
パトリック「どんな?」
マリア「あの通りの奥にあるエイプルラビット。カウンターで待ってるわ」

5)「Eating All Of Me」

最初はマリアの独唱
「夜の帳が下りれば、そこは私の時間
今日は一人で珍しいって?人を待っているのよ。そう、恋人かもね」みたいな気取った感じの歌詞とメロディで始まって、
パトリックが来たら会話になります。
マリアが「私を殺して頂戴。3日以内。それがメガネを返す条件よ。あなたも私も幸せになれる、いい取引だと思わない?」って感じの歌詞を上機嫌に歌います。パトリックは逃げ去る。

6)パトリックの独唱。感情的な感じのロック風とか?
父さんは母さんを愛していた。母さんも父さんを愛していた。けれど母さんは情欲が強くて、父さんじゃ満足出来ず、こそこそと街に出て男に身を売る日々。
口癖は、『パット、愚かな私を殺して』
父さんが気付いて母さんに詰め寄った。母さんは傷ついて、僕の目の前で自殺した。
「あんたが早く私を殺さないから、お父さんに嫌われたじゃないの!役立たず!」

7)
マリア「今日もやってきたわ牧師様」
パトリック「他の人の邪魔だ帰りたまえ」
マリア「あらそんな口を聞いていいの?私の手のなかに何があるかわかるの?」
パトリック「眼鏡だろ」
マリア「いいえ、婚姻届。私フィアンセがいるの。とっても立派でとっても正義感に溢れて、金持ちで優しい人」
パトリック「え?」
マリア「ちょっとランチに出ない?」

8)マリアの軽い感じの歌。
私のパパが昔「お互いに子供が生まれたら結婚させよう」と約束した親友が
いてね。別に約束のためじゃないわ。クリスとはずっと仲良しよ。とても大切に思ってるわ。
パトリック「ノロケなら他を当たれよ」(合いの手程度に)
でもあの人はダメ。正しすぎるの。私の手で汚したくないの。
私があの場所に立つのはお金じゃない。快楽の為なの。ダメな女。
あなたならきっと分かるでしょう?こんな女がどうなるか
愛してるの、クリスを。だから私を消したいの。彼を汚すことなどなく。
あなたもきっと満たされるわ。お互いにフェアな取り引きよ。
私を、殺す時は、私を全部食べてね。そしたらきっとマイナスとマイナスが働いてプラスになるわ。
私の中にある衝動と、あなたの中にある衝動。私たちはきっと魂の双子。私には分かるの。
だから。あと2日、よろしくね。

9)パトリックの独唱。6の変奏曲とかいいかも?
どうすればいい?彼女は母さんに似ている。どうしてあんなに澄んだ瞳で、愛していると語れるんだ。
僕は誰も愛せない。母さんすら、自分可愛さで助けられなかった。
どうすればいい?ばらされる訳にはいかない。電気椅子は怖い。
どうすればいい?きっと殺せば、彼女は喜ぶだろう。彼を愛し抜けたと。
でも待て。
殺したら、もう彼女には会えない。
今までの母さんの身代わりとは違う。
マリアは、マリアだ。会いたい。愛されたい、彼女に。
僕の魂の双子。僕の痛みを分かる人。
あの笑顔、あの歌声。愛されたい、彼女に。ただ一人彼女に。
僕の人生救う人、マリアに!

10)穏やかな家庭の中というイメージなのでそんな感じの曲。親子の穏やかな会話。
マリア「お父さんどうしたの?今日はお仕事はお休み?」
パパ「嫌な噂を耳にしてね。」
マリア「どんな?」
パパ「お前が夜のストリートに、立って商売をやっていると」
マリア「まさか、そんなはずないじゃない毎晩、聖書を読み終えたら、寝ているわ、どうして疑うの?」
パパ「いいや、疑ってなんてないよ。ただそういう噂を口にする人がいるというだけだ」
(まずいわ。ねぇ早く。ねぇ早く殺して、パット)。

11)役所のメロディを短調とかに変奏して不安定に。
彼女が今日はこない。どうした?もうランチタイムは終わるのに。
電話。
嫌な予感。
電話。
もしもし?
マリア「パット、ごめんなさい。急に結婚が決まったの。セントグレースチャーチで。クリスがやっぱり犯罪はいけないって言うから、結婚式が終わったらその足で警察へいくわ。バイバイ、役立たずさん」
パトリック「あああああああああっっ」

12)ジャックザリッパーナイトの変奏曲とか?
教会。
マリア「あらだあれ?クリス。花嫁はバージョンロードでベールをあげるまでのお楽しみよ?」
パトリック「残念だね、僕だよ」
「君がいけないんだ。クリスクリス!大事なのは彼で、次に自分。僕のことなんて考えてもくれない。僕は愛されたかっただけだ!だからダマッてた!だからいつも寝たふりをしてたのに!僕は役立たずなんかじゃない!」
マリア(か細いメロディで)「ありがとう。あなた、とても優しい人だわ」

神父「何か音が…」
パトリック「神父さますみません。花嫁がいないので今日の結婚式は」
神父「今日は結婚式などありませんが………ひぃ!」

マリア?
それはなんだ?これはなんだ…。何が起きた?
マリア??
真実は?僕を見て?愛してる…君を……。


13)オーバチュアのメロディが前奏的に入ってから(最初のシーンに戻ったイメージ)、普通にメロディにはいるとか、パトリックの今までに出て来た曲にするとか。
裁判長僕は死刑ですか?もし望めるのなら彼女と同じ場所に。早く。僕の花
嫁が待っている場所へ。

14)DAED MAN WALKING※変更アリ

長い廊下を歩きながら、見える世界はモノクロ。世界は全て君以外モノクロ。
見えた絞首刑のロープの向こうに鮮やかなその髪、瞳、声…。

「愛してる。あなたを」
ママ?
「愛してる。世界一」
マリア!
あなたは、頑張り屋さん。私を本当に愛してくれた。
僕は君を殺した
「助けたのよ」
僕は君を
愛してた(「愛してくれた」)

マリア「人は弱い
人は誰も痛み、苦しみ、辛い人生のなかで
もがいてるのよ、皆愛という救いを求めて
あなたは戦った
傷ついたその羽、休めて
私のこの胸で おやすみ」
(コーラスでかぶってパトリック「あぁなんて穏やかな気持ち。今、知った愛を。世界の光を」って感じの歌詞)

で「がしゃん」ってロープに釣られる音でおしまい。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

連絡用

ご連絡用メモ的プロット。
私の投稿作品一覧のところにちゃんとした歌詞っぽいもの(あくまで素材。あとで曲に合わせます)がありますので、曲付けにはそっち使ってください。

平たくストーリーを説明すると
子供の頃の母親のトラウマで切り裂きジャックになった青年が、自分と心が寄り添える売春婦の力で心を救済されるよ
みたいな話です。
もうちょっとこねくり回して深くしたいと思ってますが。
ちなみに外人名のセンスのなさは東宝ミュージカルに毒されている所為なので変更可です。
し、
そもそも日本が舞台のもうちょっと今っぽい話もあります。

パトリック・カイト、マリア・メイコなイメージです。
カイトの声だけじゃなくイラストがメガネのヘタレ→凶悪な犯人になるっていう絵的なかっこよさ含めて。

最後の部分変更しました。
絵よりも音で表現するもののほうが、音楽的な面白さとか含めていいかなーと思ったので。

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閲覧数:230

投稿日:2011/07/15 20:29:03

文字数:5,190文字

カテゴリ:その他

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