A
山の奥　とある村
皆　盲信　ファランクス
もういっそ逃避するよ
閉ざして空影

B
だから僕　夢へ落ちた
誰もがいない

S
夢と現
境界が融け合う
くずかごに現実
さよなら　もういいよ

C
空影や　空影
神隠し　空影や
一人の子行方まだ
知れないそうな

A
神社の奥　森の奥
あの子の草履追いかけて
もういっそ死んでもいいよ
憎き空影

B
だから僕　夢へ飛んだ
連れ戻したい

S
夢と現
その狭間　呑まれる
「くずかごに捨ててね」
「さよなら、もういいよ」

C
空影や　空影
恐ろしき空影や
恐れ知らずは朝に
骨になっていた

A
やまのおくとあるむら
みなもおしんふぁらんくす
もおいそとおひするよ
とざしてそらかげ

B
だからぼくゆめおちた
だれもがいない

S
ゆめとうつつ
きょうかいがとけあう
くずかごにげんじつ
さよならもおいよ

C
そらかげやそらかげ
かみかくしそらかげや
ひとりのこゆくえまだ
しれないそおな

A
じじゃのおくもりのおく
あのこのぞりおいかけて
もおいそしでもいいよ
にいくきそらかげ

B
だからぼくゆめとんだ
つれもどしたい

S
ゆめとうつつ
そのはざまのまれる
くずかごにすててね
さよならもおいよ

C
そらかげやそらかげ
おそろしきそらかげや
おそれしらずわあさに
ほねになていた