不可視の空論
「それではまた」 翻弄され
一日が終われば
針を回す 毎日に戻る
等身大な生活は退屈で
巻き戻ってゆく
表情は陰る
付着する
感情の影に
踊る 口を塞いで 君を待つ
肌で感じる 息遣い
目を閉じないで 近付いて
嗚呼 抱きしめて 軋むほど
宙に舞う 感情は
不可視でもいいと
(不可視でもいいと)
不確かでいいと
(不確かでいいと)
「ご案内です」 また一人きり
深い闇を視る
影は呑まれ 全て奪われた
黒く 鈍る 胸の痛みにまた
囚われている
凪いだ闇がほら
不安は 感じないと
気付いたら
闇は藍を哀を 求めてた
肩で感じる 夜の風が
嗚呼 狂おしく 愛しいと
宙に舞う 感情は
不可視でもいいと
(不可視でもいいと)
不確かでいいと
(不確かでいいと)
隠してたんだ 捌け口もないから
空論で良いんだ 不確かなままで
研いで折れた 隠してた爪は
私の心臓に刺さってた
踊る 口も塞いで 目を閉じる
相対的だと 信じたいよ
狂わせないで 幻想が
嗚呼 狂おしく 愛しいと
宙に舞う 感情は
不可視でもいいと
(不可視でもいいと)
不確かでいいと
(不確かでいいと)
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