6億キロの夢

気がつけば僕らみんな　いつの間にか
真っ暗な宇宙に　放り出されたみたい
あったはずの敷かれたレールも
どんどん後方に　見えなくなって

まるで銀河鉄道　違うのは一つ
行先も宛てもわからず漂っていること

将来の夢なんて霞んでいって
いつしかグラビティ　引かれるままに
流れ流され　こんな所まで
軌道修正？　いまさらそんな、ねぇ？

遠く輝く大きな星は木星
みんな憧れ　果てになるのはただの衛星

それも人生？　たしかにそうね。
でもほら　どんなカタチであれ
自分で推力使って目指し始めたんだ
行けるとこまで行きたいじゃない、ねぇ？

六億キロのソラの旅　果てなく遠い木星系
どうせ無理だって嗤う奴がいる　でも
自分が自分を嗤っちゃダメだろ

人生なんて一度きりで
転生なんて信じてないから
どんなにゆっくりでも　どんなに遠くても
自分で決めたんだ　だから行くのさ

将来の夢なんて霞んでいって
いつしかグラビティ　引かれるままに
流れ流され　こんな所まで
軌道修正に”いまさら”なんて

六億キロのソラの旅　果てなく遠い木星系

行こうとした奴だけが　たどり着けるのさ