窓辺に座って眺める景色
白銀に覆われた世界が美しい
冷たい窓ガラス袖で拭う
でもすぐに曇るとわかっているのに
初めて自分で買った航空券
かざした手は震えていたかも
ずっとこのままで
時が止まればいいのに
静かな場所で
ずっとこのままで
暮らしてみたいなんてね
ただの夢だけど
初めて見る雪の降り積もる町
想像していたよりずっと寒かった
毛糸の帽子とマフラーを引き伸ばして
耳が凍ってしまったのかも
ずっとこのままで
毎日雪だるまを作り
部屋から眺め
ずっとこのままで
誰かと 矛盾してるね
少しさみしくなった
降り積もった雪の上 見上げ
雲間から差し込む光
傘はもういらない
ずっとこのままで
雪がやんでも時計の針は止まらない
次はだれかと
飛行機を乗り継いで一緒に
また来るよ
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ひとりたび
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