ハナヒラク(off vocal)
BPM: 110
歌詞
白くて、はらはらと、
落ちた夜露の、何気ない様。
一枚、二枚と数えたあとで、
窓を閉じた。
春の香りを見つめてる。
吹き込んだ、夢の中で。
ひとひら、
揺れて、揺れた虚飾の花。
「君の声も嘘だらけだ。」
咲いて、咲いた。
部屋の隅で、花は開く。
揺れて、揺れた可憐の花。
「僕の顔も嘘だらけだ。」
咲いて、咲いた。
夢の果てで、花は開く。
手のひらから、
こぼれ落ちた雫は、さりげないまま。
一枚、二枚と数えた先に、
幕を閉じた。
ひとり、探し続けている。
終わらない夢のようで。
ひとひら、
揺れて、揺れた陰りの花。
「君の言葉、嘘ばかりだ。」
咲いて、咲いた。
部屋の隅で、花は開く。
触れて、触れた下弦の花。
僕の心。
嘘でできた、咲いて、咲いた。
夢の果てで、花は開く。
部屋の中、
はらはら、と落ちてく。
とめどなく溢れた。
「つかんで、はなさないで。」
揺れて、揺れた憂いの花。
嘘だなんて、気づいてるよ。
咲いて、咲いた。
部屋の隅で、花は開く。
揺れて、揺れた可憐の花。
僕もどうせ、嘘だらけだ。
咲いて、咲いた。
夢のままで、花は開く。
花よ、咲いて。
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