足を止めたのは3段目
上り続けて 果たして 良いものか
でも 僕らの冒険なんて きっとこんなもんだ だ だ
捕まえてよ あなたの声で
轢き殺されそうな目眩の元を
構わないよ 帰れなくなっても
ただただ 物語を終わらせて
若い身空に浮かんでは泡沫と消える あなたの手
息を止めたのは4拍目
歌い続けて 何が変わるのか
木霊する音を頼りに雨の中を駆け抜けた た た
蹴り飛ばしてよ あなたの脚で
転ばぬよう 這い這い進む体を
笑わないよ 起きられなくても
まだまだ見えるものがあるから
あなたの耳に目掛けては 出もしない声で叫んでいる
反響する僕の音
ある筈もない壁にぶつかって
喉の奥に鍵はあるか
ある筈もない錠をこじ開けろ
さぁ 僕らの冒険なんて きっとここで終わりだ か ら
消してくれよ あなたの声で
轢き殺されそうな目眩の元を
何もないよ きっとそこには
見ようとしなかった笑顔がある
走り抜けろ 雨は上がる
慣れない足運びで あなたと二人
迷わないよ 二度と戻らない
扉を開ける最中に気付く
若い身空に浮かんでは微笑み消える 僕の顔
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