【off vocal】輝く未来と退く願い/波音リツ
bpm190
静寂と 木枯らす足音
汚れた窓から 塔を見ていた
歪な退行を孕んだ呪いは
巣篭るアタシに何処か似ている
蝶よ花よと愛でられるのが
どれほど痛ましいか知っている
なんて素敵な夢の証 目も耳も頭も閉ざし
笑顔を浮かべても 止まない声
共有された温かい闇
幼子の様に真っ直ぐな道で燥ぐには生き過ぎた
あの日から 眠るのが怖いんだ
貴方は 起こしてくれないだろう?
なぁ、だから 知ったような言葉を紡ぐな
知られた気になって落ち着かないから
何時迄も育たぬ体が
どれほど恐ろしいか知っている
享受して強くある為には
貴方のそれは酷く甘ったる過ぎるんだよ
なんて無様な虚無のアタシ 悲しい程正気の虹
狂えず時は過ぎ ただ立っていて
強要された冷たい光
頭撫でられれば 満足出来るか?
生まれたい 生まれたくない……
なんて無慈悲な実の世界 己が檻に未だ囚われ
七色の炎に手を伸ばした
悲劇すら持たぬアタシに
縋っていい理由など無いんだと
初めからわかってたのに
あーあ なんだか星が綺麗だな
貴方と居たくはないから
それでも 前を向く他に無いんだ
コメント0
関連動画2


ご意見・ご感想