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流しの下は魔窟【Oliverオリジナル曲】

実は実話です。

(歌詞)

きみの奥方が怠惰なら そこを開けてはいけない
愛を誓ってからの刻が永いのなら尚更だ
だが、きみは愚かだから ほら、誘惑に勝てない
ああ、パンドーラの匣よ その災いを放てよ

紺碧の真菌蔓延る世界に 前世紀の遺物が鎮座する
止まらない涙とやまぬ咳嗽
いま覚えた感情こそ 真実の恐怖


きみの嗅覚が確かなら 掘り起こしてはいけない
本能に従えるのなら きみの手は止まるはずだ
だが、蛮勇なるきみは ほら、懐かしきあの頃
ああ、二人で旅をした その土産の品開く

悍ましい無数の蠢くそれは 羽音をたて庫内を疾駆する
波打つように這う白い大群
いま求めた救済こそ 真実の祈り


だが、きみは愚かだから ほら、引き返せはしない
ああ、深淵の底まで その肉体を沈めよ 浸せよ

固体が液体へそして気体へ 熱失わず相転移する
そして得られたその瘴気を浴びよ
いま吐き出したその全てが 真実の愛

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投稿日:2015/07/07 18:36:07

長さ:02:27

ファイルサイズ:3.4MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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