ジャケット

凍てつく秒針 消えゆく心音
穏やかに安らかに眠り 溶け出す
忘れていた 冷たい花の微笑み
毀れてく溢れてくアニマ 染み出す

遠鳴りの煌めきは煩く誘う声
近寄るは耳突き刺す絶えなき雨霞
遠ざかる街灯と汽笛は揺蕩うて
近付くは頸伝いて落ちゆく雨滴

飽いた営み掻き回す腕
曝した紅い爪先
引っ掻く渇いた素肌
固まる渋い鉄屑
ふやけた甘い香煙
通して優しい銀糸
どうして引っ掛かる筋
ソンナニ ニゲタイ

あたかも確かに存在するよう
ありふれて待ちぼうけ余り 幻想
信じていた 鮮やかすぎる微温湯
微笑んで寄り添ってアニマ 幻聴

遠退いた閃光は眩く光る針
近く鳴る耳擽り蠢く慣用詩
廃れゆく月灯と歌劇の影法師
棄てられた頬撫で落ち彷徨う澪標

咲いた赤色引き摺った腕
花弁千切る指先
藻掻いて湿った素肌
流れる苦い鉄錆
調べて甘い口唇
透して 激しい白亜
どうして 引き止める鐘
ソンナニ イキタイ

静かに紛れて去り行く雑踏
細切れの囁きが嗤う 捕食者
掠れ切った 虚ろに話す新聞
崩れ去る破れ果つアニマ 偽善者



- 以下 音 -

いてつくびょうしんきえゆくこころね
おだたかにやすらかにねむりとけだす
わすれていたつめたいはなのほほえみ
こぼれてくあふれてくあにましみだす

とおなりのきらめきはうるさくさそうこえ
ちかよるわみみつきさすたえなきあめがすみ
とおざかるがいとおときてきわたゆとおて
ちかずくわくびつたいておちゆくあめしずく

あいたいとなみかきまわすうで
さらしたあかいつめさき
ひいかくかわいたすはだ
かたまるしぶいてつくず
ふやけたあまいこうえん
とおしてやさしいぎんし
どおしてひいかかるすじ
そんなににげたい

あたかもたしかにそんざいするよう
ありふれてまちぼおけあまりげんそう
しんじていたあざやかすぎるぬるまゆ
ほほえんでよりそおてあにまげんちょう

とおのいたせんこうわまばゆくひかるはり
ちかくなるみみくすぐりうごめくかんようし
すたれゆくげえとおとかげきのかげぼうし
すてられたほほなでおちさまよおみおつくし

さいたあかいろひきずうたうで
はなびらちぎるゆびさき
もがいてしめえたすはだ
ながれるにがいてつさび
しらべてあまいこうしん
とおしてはげしいはくあ
どおしてひきとめるかね
そんなにいきたい

しずかにまぎれてさりゆくざあとお
こまぎれのささやきがわらうほしょくしゃ
かすれきいたうつろにはなすしんぶん
くずれさるやぶれはつあにまぎぜんしゃ



- 以下 Bメロ改善if -

掻き回す腕泳いで
紅い爪先曝して
渇いた素肌引っ掻き
渋い鉄屑固めて
甘い香煙くゆらす
優しい銀糸通して
引っ掛かる筋どうして
キミハ ソンナニ ニゲタイ?

引き摺った腕赤色
千切る花弁揺らいで
湿った素肌藻掻いて
苦い鉄錆流れた
甘い口唇調べて
白い昂進透して
引き止める鐘どうして
キミハ ソンナニ イキタイ?


かきまわすうでおよいで
あかいつめさきさらして
かわいたすはだひいかき
しぶいてつくずかためて
あまいこうえんくゆらす
やさしいぎんしとおして
ひっかかるすじどおして
きみわそんなににげたい

ひきずうたうであかいろ
ちぎるはなびらゆらいで
しめえたすはだもがいて
にがいてつさびながれた
あまいこうしんしらべて
しろいこうしんとおして
ひきとめるかねどおして
きみわそんなにいきたい

00:00 / 04:17

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

アンチアニマ

このボカロSONGゎボクがヒトコトも作詞できなぃので、
千里亭希遊(作詞者名)サンがボクの曲に歌詞ぉつけてくれたコラボSONGです♪

作詞前ヴァージョン
https://piapro.jp/t/0qS3

閲覧数:225

投稿日:2023/08/08 16:52:01

長さ:04:17

ファイルサイズ:4.9MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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