あれから幾つもの夜の街に抱かれて
燃えるような恋に身を焦がしてきたけれど
ぜんぶぜんぶみてくれだけの偽物に見えた
あなたのくれた愛を探し続ける
あの子に向ける目に宿っていた光は
白い誓いをギラギラ焼き尽くしてたのね
人波の中 捨て猫みたいに鳴き続けていた
涙を枯らした果てに恋を捨てた
"I love you "
心まで奪わせはしないわ
一夜の喧騒に落ちるアタシじゃない
本気の言葉で酔わせてみてよ
ただ身を委ねていく
虚ろな瞳のままで
あの日惨めなアタシが見つけた願い事は
「情熱なんていらない ただそばに居てほしい」
優しい言葉は囁いてくれるのに
何故なの心はいつでも乾いてる
本当の愛は何処かにあるの
四葉を探す子供みたいに追い続けた
幻想を見ていたことに気づいて
ただ笑い続ける
あなたの影は闇に溶けてく
好きという感情さえも思い出せない
少し大人になったのかしら
ただ魔法が解けただけ
もう振り返らないわ
あれから幾つもの夜の街に抱かれて
燃えるような恋に身を焦がしてきたから
夢を見ていた子供はもういない
ネオンの光がアタシを見つめている
あの時より綺麗になったでしょう?
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