【A1】
埋もれた世界に霞みそうな
息苦しいばかりの　ひと雫
当てもなく一人で迷い込んだ
人混みの中　僕を見つけてよ

【B1】
自分の言葉さえも　的外れ
何もかもが馬鹿らしいなら
朱く染めた想いを　打ち上げて
空を見上げて　叫べ

【S1】
弾け飛ぶ空の下
何かが変わる音がした
ぽつりぽつり
その手に宿した
シグナルを灯せ

～間奏～

【A2】
変わりゆく世界に滲んでいく
取り残されていた　ひと雫
頼りない光で踠いてみて
消えゆく前に　僕が見つけるよ

【B2】
高く上げたその手を　振り抜いて
何もかもを打ち砕いて
淡く浮かぶ想いを　目印に
いばらの道を　進め

【S2】
走り去る雲の下
何かが変わる音がした
君のもとへ
迎えに行くから
居場所を教えて

【C】
間違えたままで
怖気づいたままで
自信なんて持てなくて構わない
手を鳴らして

【S3】
鳴り止まぬ音の中
何かが弾む音がした
一人ひとり
その瞳に映った
シグナルの元へ

準備は出来てるだろ
未来を照らす時が来た
誰も彼も
その手に宿した
シグナルを灯せ

――――――――――――――――――――――
以下、平仮名。（内は１音で２文字です）

【A1】
うずもれたせかいに　かすみそおな
いきぐる(しい)ばかりの　ひとしずく
あてもなくひとりで　まよいこんだ
ひとごみのなか　ぼくをみつけてよ

【B1】
じぶんのことばさえも　まとはずれ
なにもかもがばから(しい)なら
あかくそめたおもいを　うちあげて
そらをみあげて　さけべ

【S1】
はじけとぶそらのした
なにかが　かわるおとがした
ぽつりぽつり
そのてにやどした
しぐなるをともせ

～間奏～

【A2】
かわりゆくせかいに　にじんでいく
とりのこされていた　ひとしずく
たよりないひかりで　もがいてみて
きえゆくまえに　ぼくがみつけるよ

【B2】
たかくあげたそのてを　ふりぬいて
なにもかもをうちくだいて
あわくうかぶおもいを　めじるしに
いばらのみちを　すすめ

【S2】
はしりさるくものした
なにかが　かわるおとがした
きみのもとえ
むかえにいくから
いばしょをおしえて

【C】
まちがえたままで
おじけづいたままで
じしんなんてもてなくてかまわない
てをならして

【S3】
なりやまぬおとのなか
なにかが　はずむおとがした
ひとりひとり
そのめにうつうた
しぐなるのもとえ

(じゅ)んびわできてるだろ
みらいを　てらすときがきた
だれもかれも
そのてにやどした
しぐなるをともせ