ジャケット

十六夜 青月
小径の端 灯す宵

  はらはら どこからか
  花びら舞う

ねえねえ お月さん
ここはどこの細道じゃ?

  ほらほら 花びら
  舞い落ちる

見えないものを 見る
聴こえない音 汲み
私の想いいつも 影法師

どうかいつまでも 変わらずに

しとしとと 雨が降る
花びら 舞い落ちる

  翠雨に打たれて 彷徨ったあの日の
  一時の宿りには 藤の棚

けど そう いつか 想いは満ちる
怖くても私は 目を開く
生まれた意味なんて 知らないまま
今は咲き誇れ 藤の波

  花散らしの風 簪が揺れてる
  こうしているのが 幸せなのかな

花びらは風の中 舞い続けて
十六夜 小径の端を青く灯し

  雨上がりの月明かり 風の色を照らす
  薄闇の中 届くのは甘い香り

ねえねえ お月さん
ここはどこの細道じゃ? 
花びら 舞い踊る

  百年前も 満ちていたはずの
  香りが私を やさしく包んでく

風が香る

  風が止まる

    

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

藤花の候-オリジナル曲(可不&初音ミク)

春にちなんで藤の花がテーマな純和風の曲を可不とミクが唄います
和太鼓と琴の音にセネキオ定番の弦楽、クラリネット、アコーディオンが絡みます
可不とミクの美しい調べを楽しんもらえれば(ヘッドホン推奨)嬉しいです

閲覧数:92

投稿日:2022/04/26 16:07:11

長さ:03:48

ファイルサイズ:5.2MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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