奇跡になれなかった偶然を
めいっぱい悲しんだ後
秘めて 隠して 手で覆い
封をしたらば 投げ捨てたい

誰かになりたかった私に
さようならと手を振り返し
重たい 酸素を 吐いて吸い
夜を見上げる 瞳に星

夕方
仕方ないなと 許しながら
日没
あっけないねと 顔を臥せた

いつか
みんなで飽きない夢から覚めたい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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彼らの

閲覧数:227

投稿日:2015/11/28 13:24:06

文字数:162文字

カテゴリ:その他

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