凍える寒さから
逃れて根を張って
囀る時を待ち
寄り添い群れ咲く
空見上げた足元には
靴跡残す蒼い芽が
花開く時
それは誰にも見つからないの
あ〜
色を着けたその香りで
楽しませる夢を
何回何百回でも
見続けているの。あぁ
咲いて散れば巡り日めくり
雪解けのアラームと
目を覚ました私を嗤う
春風に荒む声
暖かくなったよ
次はきっと次はきっと
蕾付けたんだよ
昨日よりも今日よりも
よく知るのと知らないのと
誰がどちらを選ぶかと
構えてたけど
いつも誰にも見つからないのね
清く聡く咲き誇るあの花のようになれたら
違う季節、芽吹く名は、誰よりも綺麗で…
色を着けたその香りを
楽しみに生きていく
何回何百回でも
待ち続けたいの。あぁ
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