望月
ぼうげつ、と読みます。
久しぶりに和風なうたを作ろうとしてみたら、ひと月近くかかってしまいました。
波音リツ5人前+ピアノです。
歌詞は日本語の美しさをまったく引き出せていませんが、浮かんだ通りに綴ったらこうなりました。
「望月(ぼうげつ)」
知らぬ間に昇りし月の
満ちたるを仰ぐ時
覚えずとも浮かばるるは
きみのすがた
立ちて待ち居て待つも
きみは現れじ
透かしたる戸の隙を
過ぐるは空風ばかり
今宵の望月をきみも仰ぎ見るかな
されどきみがあわれと涙灑ぐは
手の届かぬさき
冴え冴えと清かに降る
月影に袖濡らすきみの傍らに
わたしはおられぬ
如何に望めど
きみはひとり
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