ジャケット

禍星

審判の日に 墜ちた星が一つ
レピデムの花園 雌黄の花が散る

辿り付いた戦列は 薄翅の如く宙を舞う
飛ぶのは不得手と 天を仰いで
賢しらにひけらかした 罪を暴いたつもりの
虚ろな言葉は 己に返る

昼を夜を日々を越え 禍つ星の
箒の尾を握り獲るに あと幾年か

受け入れた罰に意味などはない
ただ乾いた喉を引き裂きたくて


縋り付いた現実は 薄刃の如く肌を舐め
冷たさの後に痛み残した
やがて熱持ちうじゃじゃけて 夢幻に爛れる
身の内の創(キズ)は 要に届く

愛と哀の間の声 カダスの夢
凍てついた幻想の山は もう遠く 

蝕む病の名は知っていた
ただその痛みを告げられなくて


受け入れた罰に意味などはない
ただ乾いた喉を引き裂きたくて
蝕む病の名は知っていた
ただその痛みを告げられなくて

00:00 / 03:30

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【重音テト】禍星【オリジナル曲】

オリジナルのファンタジー系ロックです。
モチーフ……というほどではないですが、歌詞の一部の言葉をH・P・ラヴクラフト氏の作品より借用しております。

閲覧数:500

投稿日:2011/06/14 15:54:17

長さ:03:30

ファイルサイズ:4.8MB

カテゴリ:音楽

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