
灼熱の太陽が消え 辺りが暗くなる頃に
打ち上がる真夏の花火
甚平姿の貴方の 背中に寄り添う私は
涙こらえきれず
この夏が過ぎ去る時
手が届かない場所に離れてゆく
楽しい時はいつまでも 続いてほしいと願った
打ち上げ花火上がるように 期待膨らませ
光と喧騒が 闇と静けさへと変わる前に
心に秘める声聞いて Last Summer Night
カモメが飛び交う砂浜
泳ぎ行く貴方の姿 当たり前だったけれども
時々振り返り笑顔 こちらも手を振りかえして
でもひそかに涙
この海のこちらからは
見えなくなる姿 目に焼き付ける
あきらめず引き留めてみようと 思ったこともあるけど
子供からの夢を 叶えさせてあげたいから
これから成長して いつか背中が見えてきたなら
追いかけ追いつくよ きっと Future Summer
風鈴の音とともに よみがえる
貴方がそばにいたあの夏
今年もまた夏が訪れ 貴方のこと思い出す
あれからどのくらい 夢に近づいてきたかな
今度こそは胸を張って 手紙にこうしたためよう
『成長した姿 見せに行くから』
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