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【初音ミクAppend】Spica【オリジナル曲】(off_vocal)

Spica

公園のベンチ 午前2時
街灯が青白く光る
見えない線で星をなぞった
曖昧な答えしか出ない

いつも君は手を伸ばして
届かない星を見ていた
触れられない感覚に
夢さえも霞んでしまった

相対性理論では僕の言葉は
君にはもう届かない
劣等感を吐き出す君の溜め息は
スピカのように重なった

何回も読んだ 御伽噺みたい
銀河鉄道は無いけど
僕の隣 置き忘れ如雨露
花壇に花は咲いてない

見え透いた嘘と曖昧な答え
創り笑いで傷を舐める
感情の核がドーナツみたい
埋めようとしても埋まらない

僕の左胸、君だけのこの場所が
ほんの少し熱くなる
足りない言葉とか感情を刻んでく
春の風が僕を包む

誰だって辛くなって
「死んだっていいか。」なんて
戯言を吐き出しているんだよ
もう一人、自分創って
自問自答繰り返して
「やっぱり生きたい。」なんて想うでしょ

変わりのない毎日だって
左胸は動いてる

相対性理論では僕の言葉は
君にはもう届かない
春の大曲線を描く指先は
物語を終わらせる

御伽噺、絵本のページを閉じても
物語は続いていく
明け方の空に落ちる星を見つめて
僕はそっと手を伸ばした

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投稿日:2012/05/02 18:37:25

長さ:05:18

ファイルサイズ:4.9MB

カテゴリ:音楽

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