はかいこうせん - inst

ゆーすはいから

ガラス越しの夕焼けに
しばらく見惚れてたら
向こう岸まで渡れる舟の
宵の便に乗り過ごしたんだ

世界放送の号令は
もう僕に届きはしないね
街路樹さえ枯れた街で
次の朝焼けを待つ

頭から爪の先まで仏じゃないように
いつもニコニコしているわけはないでしょう
そう強がって怒ってるような僕の表情を
こどものころの笑顔に戻してみたい

まだ銃声は鳴り止まない
永久に隠したウォーアイニー
哀しみはありふれてるし
僕らはわかりあえないし

夜霞の海岸線
ひとりで突っ立ってたって
間違っていることなんて何一つない
世界を揺らしたはかいこうせん
この世の終わりが待ってたって
間違ってることなんて
きっとないと思う