回り道をやめて走ってみたけれど
遠すぎるから諦めてしまいそうだよ
沈む夕日に僕の夢を託して構わないのなら
僕はただ明日を待つだろう

いつもそばにいて　交わしてた言葉は
昨日の僕に預けたまま
確かな鼓動をこの手で感じられたら
前に進めるよ

また迷ってしまったらあなたの名前を叫ぶよ
僕が二度と立ち上がれなくなるその前に
もう戻れない昨日にはその涙を置いてゆくよ
この痛みを忘れないように

回り道はいつも甘い過去へいざなう
描いた夢も忘れてしまいそうだよ
見上げた空は果てしなくて時に怖くなるけれど
僕はただ立ち尽くしている

色褪せた記憶　守れない約束
気づかぬふりを続けたまま
過ぎ去る時間の流れに身を任せたら
忘れられるかな

諦めはしないからあなたのことを思い出すよ
疲れ果てて目を逸らしてしまうその前に
もう変わらない過去にはそっと別れを告げるから
この温もりを手放せるように

また迷ってしまったらあなたの名前を叫ぶよ
僕が夢を叶えられたのならその時は
もう戻れない昨日のその涙は宝物になるから
この痛みは僕だけのもの