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到来♪初めて感じるフィーリング♪ ～ナキネイリストーリーズその６～

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颯爽と現れた“その人”。
破棄の決定を前にして、懸命にそれを止めるよう説得する。
一歩も譲らないその姿の前に、折れたのはスタッフ達。
その瞬間“あたし“は奇跡的に命を救われる。

それを祝福するように、後ろを向いてウインクひとつ。
「よかったわね・・・本当に・・・」
胸がドキリと高鳴った。

お礼を言いたいのに、言えない。言葉が出ない。
だってその笑顔に見ほれていたのだから・・・

ありがとう・・・想いを伝える前に去ってしまったその人。
かろうじて解ったこと。
それは「ＭＥＩＫＯ」という名前だけだった・・・