祈りは空へ融け 廻り還る
降り注ぐ雨は いつかの私を潤すでしょう

あなたの指が弾く度 奏でる艶やかな吐息
もう一度 抱きしめて
生まれ変わっても 私を求めて

逢いたい
幾たび見送る あなたの生命
再び逢えるまで 短い時間
共に眠りましょう


私の未来の 平和を願う
あなたの来世の 平穏を祈る

あふれた一滴 重なり響く旋律 

愛の調べ
繰り返す回帰
懐かしい音色に 身を任せ
歌い続けましょう


いつか朽ちるその時は
あなたを守る 棺になりたい
あなたがくれた 名前のように
空へと導く 光になりたい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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Angela

セロ弾き、溝口肇のフリーコンサートに行ったときの小話が元ネタです。
彼のチェロがAngelaという名前とのこと。
ご自身が生まれる前から生きてるチェロを大切に思う気持ちが伝わる暖かいお話でした。
「彼女(Angela)がこれからも綺麗な音を奏でられるよう、戦争のない世界になって欲しい」
その言葉に対してのアンサーソング的な意味合いで作った・・・・と、思う。
過去作品。

閲覧数:324

投稿日:2008/05/10 00:17:51

文字数:257文字

カテゴリ:その他

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