きみがいたあの夏 / 双葉湊音
きみがいたあの夏
きみがいたあの夏は
今も遠い夏
懐かしい面影は
やがて色あせる
青空の下 風の色
揺れる 花の香り
懐かしさに
切なさの色 いつまでも
ずっと きみの声が響いていた
ふたりの夏
きみがいたあの夏は
今も遠い夏
きみがいたあの夏は
二度と戻らない
夕暮れの澄んだ空
夏の匂いさえ
愛しくて恋しくて
ずっと胸の奥
夕陽が沈む 空の色 映す
水面に影 夏が終わる
思い出の色 もう一度 辿る
きみの香り きみの声を
探すように
切なさと恋しさが
風に流されて
振り返る横顔に
浮かぶ夏の色
きみがいたあの夏は
遠く霞んでく
懐かしい面影は
やがて色あせる
きみといたあの夏
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