理
「君に会いたいもう一度会いたい　迷い込んだのは六日物語（Hexamerone）」
伝承
「羊の歌声　繰り返したところで　貴方には何一つ届かない」
菫姫
「嘘で作り固めておいでなさい腕へ　噎せ返る甘き毒　狂おしいほどの愛を」
死神
「追いかけた物は失われて　取り残された岸で何を思う」

情念公
「悪魔の花嫁　逃れる程強く絡まる蜘蛛の鎖
　悪意の花束（ブーケ）受け取るための白き肢体」

砦
「貴方となら何処へでも！」
理
「お前となら恐れない！この身砕け散ろうとも」
砦
「お供致いたします奈落まで」

悪魔
「無駄な足掻きを、笑わせるわ
　φωτιά燃え上がれ　φωτιά揺らめいて
　φωτιά焼き尽くせ　全てを」

伝承
「φωτιά土が呼ぶ　φωτιά灰になる
　φωτιά仮初めの身こそ牢獄
　咽潤す水のように　留まること出来ない僕は」

αέρα　φωτιά
αέρα　φωτιά
αέρα　φωτιά
φωτιά

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【背徳の姫君】六日物語～Hexamerone～

有月　仮字

砂時計は“あれからどれくらい”を計れるけど、今がいつで何時かは解らない不思議な時計。
時の砂時計をくるくるくるくる回し続けたその人は、当たり前のことを忘れて、それでも何かを追いかけ続けているのでしょうか？

ボカロ演劇シリーズソングの一部。
Ｖ４で煉獄エデンを作り直す際におまけパートとして作った曲（の歌詞）。
それぞれの語り手の担当曲とかイメージ曲のフレーズを使いまくった自分だけ楽しい曲。
劇っぽさをイメージしたシリーズとは言え、間に挟む歌なせいで殆どセリフですね…