指が冷たい

ひとの、手は暖かい

凍える空気避けるよう、青いマフラー

空へ帰っていく ぼくの空気

きみの手
白くて、寒くなるとみっともないぐらい
赤くなるって笑いながら

昇降口、放課後

今の僕なら、躊躇いなく温めてあげられるかな

きみの手はどんな
温度だったんだろう


なんて、
雪が降りそうな鉛色の青い季節を思い出す


あれからぼくは

通勤電車、溜まった書類

あしたもきのうもきょうも区別のない日常が
ぼくを運んで行く

だから、
きみに似た、たぶん幻想込みで
若いって思わず思ってしまう学生

いつかの

あの思いが

僕が
貴女を愛しい気持ち
守る決意
育んだなら


歯痒い思いが

出せなかったポケットの僕の手が

君が白い息で指先を温めて帰る、鉛色の風景

僕の手が

だいすきな貴女を温めていけるよう

あしたもあさってもしあさっても
変わらない日常だけど
ずっと、ずっと

なりたいな

     ならなきゃな


なりたい
    
      愛していくそれがぼくの

こいごごろ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

こいごころ

おにいさんむけなかんじです

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閲覧数:143

投稿日:2008/06/17 01:43:09

文字数:460文字

カテゴリ:その他

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