桜並木路_offvocal
桜並木路のoffvocal版です。
小雪が舞う午前7時僕は今
駅へと続くこの路を足早に歩く
傍らでは桜の木々たちが
僕のことを訝しげに見下ろしていた
あの時約束したのに裏切ってごめんね
今の僕の儘じゃ君の隣に居られないから
この桜が咲き誇る時君は誰とこの路を歩くの?
君が幸せなら心配ないけれど
やっぱり僕だったらよかったのにな
街の色はあの頃と変わったけど
駅通りの並木だけはあの日の儘だ
あの時約束したこと忘れた日なんてない
でも今更君に会わせる顔は何処にもないから
満天の桜の元を歩く君を思い浮かべたら
笑顔だったけれど寂しそうだったよ
それは僕の勝手な妄想だよね
路の向こうから微かに聞こえる
僕を呼ぶ懐かしい声が
一瞬で誰だか分かったよ
その刹那自然と涙溢れ
澄み渡る冬空の下君と向かい合わせの歩道橋
あの日からずっと僕のことを待っていてくれていたんだね
この桜咲が咲き誇る度君の隣には僕がいる
大きくなる蕾膨らんでいく期待
夢にまで見た春はもうすぐそこだ
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